farm_touko〜行雲流水な暮らし〜

宮城県の西の方。小さな田畑でお米と野菜を作っています。「touko」とはフィンランド語で「種を蒔くひと」という意味。

二十四節気「大雪」の過ごし方:滋養を高め冬本番を乗り切る薬膳と暮らし

 

12月上旬、二十四節気で最も冬らしい名前を持つ「大雪(大切)」がやってきます。

雪が本格的に降り始め、寒さがぐっと厳しくなる頃。

 

体が冷えやすく、免疫力も落ちやすい時期だからこそ、身体の奥からエネルギーをしっかり蓄える養生が大切です。

 

薬膳の知恵を取り入れて、寒い冬を元気に心地よく過ごす準備をしましょう!

 

大雪とは?二十四節気における位置付け

大雪は二十四節気の第21節。例年12月7日頃。

冬至へと向かう、最も冷え込みが深まる前段階にあたります。

  • 雪が積もり、風が冷たく乾燥も強まる
  • 日照時間がさらに短くなり、気持ちも沈みがち
  • 冷えにより血流が滞りやすい

温める・潤す・補うの3本柱養生のカギ

 

大雪に起こりやすい身体のサイン

  • 手足の冷え、腰痛
  • 咳、喉のイガイガ
  • 疲れが取れない
  • 気持ちの落ち込み

特に女性は、冷えによる不調が強く出やすい時期です。⚠️

 

大雪におすすめの薬膳食材

体を内側から温める

  • 生姜、ネギ、にんにく
  • 羊肉、鶏肉、牛肉

免疫力を高める

  • れんこん、きのこ類、発酵食品

滋養をつける

  • 黒豆、黒ごま、くるみ
  • 山芋、なつめ、栗

東洋医学では、冬は『腎』を補うことが大切とされています。

→黒い食材が特におすすめ!

 

大雪に食べたい薬膳レシピ3選

①羊肉とにんにくの薬膳スープ

身体を芯から温めて血の巡り改善に◎

冷え性・肩こり・疲労感に効果大

②れんこんときのこの黒酢炒め

免疫力UP&冬の乾燥対策にも

→食欲が落ちている方にも食べやすい味付け

なつめと山芋の甘煮

滋養を補い、寝つきの悪さや気持ちの落ち込みの改善に◎

→デザート感覚で取り入れやすい

 

大雪の暮らしの養生法

  • 三首(首・手首・足首)を温める
  • 湯船にしっかり浸かり血流改善
  • 日中の散歩で陽気を体に取り込む
  • 睡眠時間を削らない(7〜8時間の睡眠が理想
  • 呼吸を深く意識して心を整える

→冬は「溜めの季節」。動きすぎず、力を蓄える冬支度を。

 

まとめ

大雪は、冬の寒さが厳しさを増す節目。

 

身体をしっかり温め、滋養をつけておくことで、冬を快適に過ごし、春の体の元気につながります。

 

雪が降るほど寒い季節ですが、温かい食事とゆったりとした暮らしで、心まで暖かく保ちましょいう⛄️

 

 

 

 

 

 

小雪(しょうせつ)の過ごし方:乾燥と冷えに負けない薬膳と暮らし

11月下旬、二十四節気の「小雪」が訪れます。

小雪(しょうせつ)とは、山や里に「わずかに雪が降り始める頃」という意味。

いよいよ冬の気配が濃くなり、冷えと乾燥のダブルパンチが押し寄せてくる時期です。

 

この時期に大切なのは、

体を温めながら、しっかりと潤いを補うこと。

 

今回は、小雪の季節の特徴を踏まえた薬膳の知恵と暮らしの工夫をご紹介します!

 

小雪とは?二十四節気における位置づけ

小雪二十四節気の第20節で、例年11月22日頃。

本格的に冬の寒さが到来する前の準備期間です。

  • 朝晩の冷え込みが更に強まる
  • 空気が乾燥して風邪をひきやすくなる
  • お肌・喉のトラブルが増える

冬支度をしっかり整えておきたい時期ですね。

 

小雪の頃に現れやすい身体の変化

  • 手先・足先の冷え
  • 胃腸の働きの低下(便秘・食欲不振)
  • 肌・粘膜の乾燥
  • 気分の落ち込み

➡️**「温める」+「潤す」**の両立が鍵になります。

 

小雪におすすめの薬膳食材

冷え対策に

  • しょうが
  • にら
  • 黒ごま
  • 羊肉・鶏肉

潤い補給に

  • 大根
  • 白きくらげ
  • 山芋
  • はちみつ

血の巡りを良くするもの

  • なつめ
  • 黒豆
  • くるみ

小雪の食べたい薬膳レシピ

●大根と鶏肉のほっこり生姜スープ

胃腸を温めながら喉や肌の乾燥対策にも◎

→”冷えて動きが鈍くなった体”を優しくケア。

●黒豆とくるみのおこわ

滋養をつけ、気血をしっかり補う冬の養生ごはん。

立冬から続く「冬支度レシピ」として理想的。

●山芋とねぎのとろみ煮

とろみが胃に優しく、保湿&代謝アップに役立ちます。

 

暮らしの中でできる小雪の養生法

☑️首・足元を温かくする

マフラー・レッグウォーマーは必須アイテム。

☑️加湿を意識する

洗濯物の部屋干し、湯気を上手に利用。

☑️温かい飲み物習慣

白湯・生姜湯・ハーブティーなど。

☑️入浴で血流改善

シャワーで済ませず、湯船にゆっくり浸かる。

 

まとめ

小雪は、冬本番を前にした体調管理の勝負どころ

冷えと乾燥を放っておくと、冬の不調が長引きがちです。

 

薬膳の知恵を毎日の食事に取り入れて、温かく、潤いのある体を育てていきましょう!

 

 

 

 

 

 

 

二十四節気「立冬」の過ごし方:冷えに備える薬膳と暮らしの工夫

11月上旬、暦の上では「冬の始まり」を意味する立冬(りっとう)が訪れます。

まだ秋の名残もありますが、空気はぐっと冷たくなり朝晩の冷え込みも厳しく感じるように。

 

この時期は、体を温めてエネルギーを蓄えることが大切です。

薬膳の力を取り入れながら、冬に向けての準備を整えていきましょう!

 

立冬とは?二十四節気における位置付け

立冬二十四節気の第19節、毎年11月7日頃にあたります。

暦の上では冬が始まり、自然界も冬支度を始める頃です。

  • 木々は葉を落とし、動物たちは冬眠の準備を始める
  • 気温が下がり、冷えや乾燥の影響が出始める
  • 日が短くなり、気持ちも落ち込みやすくなる

立冬に起こりやすい体の変化

  • 手足や腰の冷え
  • 風邪や感染症にかかりやすい
  • 胃腸の腹気が弱まり、消化不良や便秘になりやすい
  • 乾燥による喉の不調や肌荒れ

→冷え対策と滋養を意識することが、この時期の養生に基本です。

寒さ対策



立冬におすすめの薬膳食材

温める食材

  • 生姜・ネギ・にんにく
  • 羊肉・鶏肉

エネルギーを補う食材

  • 黒豆・栗・くるみ
  • 山芋・なつめ・もち米

潤いを与える食材

  • 白きくらげ・れんこん・はちみつ
  • 大根・梨(温性食材と組み合わせて)

レシピ提案

1.羊肉と生姜の薬膳スープ

羊肉と生姜をたっぷり使った鍋料理は、冷えや疲労回復に効果的。

にんにくやネギを加えると体を芯からポカポカと温めてくれますよ。

2.黒豆と栗のお粥

黒豆と栗を一緒に炊き込むお粥は、胃腸を整えながらエネルギー補給に最適。

立冬の朝食におすすめです。

3.白きくらげと大根のスープ

乾燥が気になる時期には、白きくらげと大根のスープを。

喉や肺を潤し、肌荒れ予防にも役立ちます。

 

 

暮らしの工夫と養生法

  • 三首(首・手首・足首)を温める→冷え防止の基本
  • 朝の白湯習慣→内臓を温めて代謝を整える
  • 就寝前にリラックス時間を確保→冷えとストレスの両方を防ぐ
  • 適度な運動→軽いウォーキングやストレッチで血流改善

 

まとめ

立冬は冬に向けて体の準備を始める大切な節目。

薬膳の知恵を取り入れて、体を温め滋養をしっかり蓄えておくことで寒さに負けない元気な体を育てられます。

 

自然のリズムに寄り添いながら、暮らしと食事を整えて冬を健やかに迎えましょう!

 

知って得する!二十四節気「霜降」を活用した健康法

秋も深まり、朝晩の冷え込みがいっそう強まる頃に訪れる「霜降(そうこう)」。

草木に初霜が降りることから名付けられたこの節気は、冬の入口を告げる合図でもあります。

 

気温の変化が大きく、体調を崩しやすい時期だからこそ薬膳の知恵を取り入れて暮らしを整えることが大切です。

 

この記事では、霜降の意味・体の変化・おすすめの薬膳レシピ・暮らしの工夫をご紹介しますね。

 

霜降の基本知識

霜降とは?その意味と由来

霜降二十四節気の第18節。毎年10月23日頃に訪れます。

文字通り「霜が降り始める頃」という意味で、冬の足音が近づいていることを知らせてくれます。

二十四節気における霜降の位置付け

秋の最後に節気で、次はいよいよ「立冬

自然界も「収穫から冬支度」へと切り替わるタイミングです。

七十二候に見る霜降

  • 霜始降(しもはじめてふる):霜が降り始める
  • 霎時施(こさめときどきふる):小雨がしとしと降る
  • 楓蔦黄(もみじつたきばむ):紅葉は色づき始める

 

霜降に起こりやすい身体の変化

冷えと乾燥のダブルパンチ

  • 足腰の冷え
  • 風邪や咳、喉の不調
  • 髪や肌の乾燥

自律神経の乱れ

昼夜の気温差が大きく、だるさや不眠を招きやすい時期です。

エネルギーの蓄えが必要

冬を迎える前に、滋養のある食材で「気・血・水」を補うことが大切です。

 

霜降におすすめの薬膳食材レシピ

温める食材

  • 生姜、ねぎ、にんにく
  • 羊肉や鶏肉

潤いを補う食材

  • 白きくらげ、れんこん、山芋
  • ごま、くるみ、はちみつ

レシピ例

  • 羊肉と生姜の薬膳鍋:冷えを取り除き、体を芯から温める
  • れんこんと山芋のとろみスープ:胃腸を整え、乾燥対策に
  • 白きくらげと梨のデザート煮:喉を潤し、咳を防ぐ

 

 

暮らしの工夫と養生法

温活

冷え対策

  • 首・手首・足首を温める「三首温活」
  • 朝の白湯習慣で内臓を温める

睡眠のリズム調整

  • 早寝早起きを心がけ、身体のバランスを整える
  • 就寝前に温かいハーブティーでリラックス

運動と呼吸法

  • 軽いストレッチやウォーキングで血流改善
  • 深い呼吸で自律神経を整える

 

まとめ

霜降は、秋から冬への橋渡しの時期。

冷えと乾燥から体を守り、栄養をしっかり蓄えることが大切です。

 

薬膳の知恵を取り入れた食事と、ちょっとした生活習慣の工夫で寒さに負けない体を育てましょう。

自然のリズムに寄り添いながら過ごすことで、冬を健やかに迎えられます。

 

 

寒露に寄り添う、秋の風物詩と暮らし方

庭の金木犀

10月に入ると空気がひんやり澄みわたり、草木に冷たい露が宿る季節になります。

この時期を「寒露(かんろ)」と呼び、秋も深まり始めるサインです。

 

少し肌寒い朝や夜、虫の声に耳を澄ませ、旬の味覚を味わうーー。

そんな日々の小さな楽しみこそ、自然と調和して暮らす知恵なのかもしれません。

 

今回は、寒露にまつわる自然の変化や食べ物、暮らしの工夫を、薬膳や生活養生の視点も交えながらご紹介しますね。

 

寒露の基本知識

寒露とは?その意味と由来

寒露」とは、草木に降りる露が冷たくなり始める頃のこと。

秋の冷え込みが本格的になり、夏とは違う空気感を実感できる節目です。

二十四節気における寒露の位置付け

寒露二十四節気の第17番目で、毎年10月8日頃。

前の「秋分」と次の「霜降」の間に位置します。

寒露に関連する七十二候の解説

  • 「鴻雁来(こうがんきたる)」→雁が渡ってくる頃
  • 「菊始開(きくはじめてひらく)」→菊が咲き始める頃
  • 「螽斯在戸(きりぎりすとにあり)」→キリギリスが戸口で鳴く頃

どれも自然の移ろいを身近に感じさせる情景ですね。

 

寒露の時期と自然の変化

寒露はいつ?10月の気候と空気

昼夜の寒暖差がはっきりして、空気が澄み、秋晴れの日が増えます。

一方で朝晩は冷え込みやすく、体調を崩しやすいタイミングでもあります。

秋の訪れと自然のリズム

木々は紅葉を始め、実りが豊かになる季節。

収穫の喜びとともに、自然界は冬に向けてエネルギーを蓄え始めます。

螽斯(キリギリス)とともに感じる季節の移ろい

夜に鳴く虫の声は、秋の風物詩のひとつ。

自然の音に耳を傾けると、季節が変わっていくことを実感できます。

 

寒露に旬を迎える食材

寒露におすすめの旬の野菜とその健康効果

  • 里芋:消化にやさしく、胃腸をいたわる
  • さつまいも:補気作用があり、疲れを回復
  • きのこ類:免疫力を高める

寒露の食べ物:秋の味覚を楽しむ方法

栗ご飯、きのこ汁、焼き芋など、体を温める料理がぴったり。

「旬のものをおいしく食べること」こそ、最高の養生です!

秋に食べたい香り豊かな料理

秋刀魚の塩焼きにすだちを絞ったり、きのこの炊き込みご飯を作ったり。

香りや風味を楽しむことで、食欲も自然にわいてきますよ。

 

寒露に寄り添う行事と習慣

日本の秋の行事とその背景

この時期は、収穫祭や秋祭りが各地で行われます。

自然への感謝と共生の文化が、行事に表れていますね。

甘露から立冬にかけての生活の知恵

  • 寝冷え防止に軽い布団の重ねがけ
  • 湯船に浸かって体を温める
  • 朝晩の冷え込みに備えて衣替え

現代における寒露の暮らし方

昔の知恵を参考にしながら、加湿器や温かい飲み物を活用して現代的にアレンジ。

「無理をせず、体を労わる」ことが大切です。

 

季節を感じるインテリアのアイデア

秋を感じる花や植物の活用法

菊やコスモス、リンドウなど、秋らしい花を玄関や食卓に飾ってみるのもいいですね!

寒露の香りを取り入れた住環境の工夫

金木犀や柑橘系のアロマオイルを使うと、秋らしい爽やかさが楽しめます。

季節ごとのインテリアの変化と楽しみ方

ファブリックを落ち着いた色合いに変えるだけでも部屋の空気が秋らしくなりますよ。

 

 

寒露と健康:体調管理の重要性

甘露の気候が影響する心身の健康

冷えと乾燥で風邪や咳、肌荒れが出やすくなります。

秋に心がけるべき栄養と生活習慣

  • 旬の根菜で体を温める
  • 白きくらげや梨で潤いを補う
  • 早寝早起きで体調リズムを整える

寒露を乗り切るためのセルフケア方法

軽いストレッチやツボ押しで血行を促進。

冷たい飲み物を控えて、温かいスープやお茶を楽しみましょう。

 

寒露を通じて育む自然への理解

中国の伝統文化に見る秋の風物詩

中国でも寒露は大切にされており、登山や菊花を鑑賞する風習があります。

寒露を学ぶことの意義と自然との共生

自然の変化に合わせて暮らすことは、体調を整えるだけでなく心を穏やかにしてくれます。

二十四節気を活かした持続可能な暮らし

旬をいただき、自然のリズムに寄り添うことで、無理なく心地よい生活を続けられます。

 

寒露におすすめの薬膳レシピ

1. 里芋と鶏肉の生姜スープ

ポイント:胃腸をいたわり、冷えから守る

材料(2人分)

  • 里芋:4〜5個

  • 鶏もも肉:150g

  • 生姜:1かけ(千切り)

  • 長ねぎ:1/2本

  • 出汁:400ml

  • 醤油・酒・塩:適量

作り方

  1. 里芋は皮をむいて下茹でし、一口大に切る。

  2. 鶏肉は一口大に切って軽く下味をつける。

  3. 出汁に鶏肉と生姜を加え、火が通ったら里芋と長ねぎを投入。

  4. 醤油・酒・塩で味を調え、仕上げにごま油を少し。

→ 生姜で体を温めつつ、里芋で胃腸を整えるスープです。

2. 梨と白きくらげのはちみつ煮

ポイント:乾燥対策&喉を潤すデザート

材料(2人分)

  • 梨:1個(皮をむき角切り)

  • 白きくらげ(乾燥):5g(水で戻して小房に分ける)

  • クコの実:小さじ1

  • はちみつ:大さじ2

  • 水:200ml

作り方

  1. 白きくらげを戻し、小さくちぎる。

  2. 鍋に水・梨・白きくらげを入れ、中火で煮る。

  3. 柔らかくなったらクコの実とはちみつを加えてひと煮立ち。

→ 秋の乾燥で弱りがちな喉や肺を潤し、美肌にも効果的。

3. きのこと栗の炊き込みご飯

ポイント:滋養強壮と季節の香りを楽しむ

材料(2〜3人分)

  • 米:2合

  • 栗:6〜8個(皮をむいて半分に切る)

  • しいたけ・しめじ・舞茸など:150g

  • 出汁:360ml

  • 醤油:大さじ1

  • 酒:大さじ1

  • 塩:ひとつまみ

作り方

  1. 米を洗い、30分浸水。

  2. きのこは食べやすい大きさにほぐす。

  3. 炊飯器に米・出汁・調味料・栗・きのこを入れ、通常通り炊飯。

  4. 炊き上がったら全体をさっくり混ぜる。

→ きのこで免疫力を高め、栗でエネルギー補給。秋の香りを楽しむご飯です。

寒露におすすめの薬膳レシピ

まとめ

寒露は、秋が深まる合図。

冷えと乾燥が少しずつ強まるこの時期に、自然のリズムを意識して暮らすことが心身の安定につながります。

 

旬の食材を楽しみ、体を温め、秋らしいインテリアで暮らしを整える。

そんな小さな積み重ねが、健やかで豊かな秋を過ごす秘訣です。

 

二十四節気・秋の養生シリーズ案内(前編)

秋の養生前編

はじめに

季節の変化に合わせて、わたしたちの身体や心は少しずつ変化しています。

二十四節気は、そんな自然のリズムを感じながら健やかに過ごすための古くからの知恵。

 

この**「秋の養生シリーズ」**では、

6つある秋の節気の前編となるーー立秋処暑・白露ーーに合わせて、薬膳の視点から体調管理や暮らし方を過去の記事を振り返りながら紹介します。

夏の疲れを癒し、乾燥や寒暖差に負けない身体作りをしていきましょう!

 

第1回:立秋

暦の上では秋の始まり。残暑を乗り切り、秋の体調づくりをスタート!

  • 立秋の意味と季節の背景
  • 残暑による身体の変化と注意点
  • 薬膳で潤いと冷え対策を意識

▶️記事を読む

 

firm-touko.hatenablog.jp

 

第2回:処暑

夏から秋への切り替え時期。残暑対策と湿邪対策がカギ!

  • 処暑の意味と季節の背景
  • 残暑による身体の不調と対策
  • 薬膳を使った湿邪ケアレシピ

▶️記事を読む

 

firm-touko.hatenablog.jp

 

第3回:白露

朝露が降り、秋の気配が深まる時期。乾燥対策と潤い補給を意識

  • 白露の特徴と時期の体調変化
  • 陰虚体質の改善法
  • 薬膳的「潤す」食材とレシピ

▶️記事を読む

 

firm-touko.hatenablog.jp

 

愛犬が虹の橋を渡った日

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2025年8月24日午前4時。

愛しい愛しい、わたしのアンディが虹の橋の向こう側に行ってしまいました。

 

10日ほど前から食欲が落ちてきていました。

シニア世代になってきたのでフードを変えたせいかもと思っていました。

 

でも、そのうち大好きなおやつにもそっぽを向き始めたのです。

 

今年の夏は暑い。

夏バテかと思い、涼しい部屋で過ごさせていたのだけれど、体調は回復する気配がない。

 

ウェットタイプのフードにしてみたり、チュールや犬用の牛乳を与えてみたり。

初めは物珍しさもあるのか口にしてくれるものの、いつものような食い付きではない。

 

8月16日土曜日。

食べていないので体力も落ちて足元もふらついてきた。

 

世の中はお盆。

動物病院もお休みです。

タイミングが悪い。

 

週明けまで、なんとか我慢しておくれ。

かろうじて口にしてくれる牛乳とおやつで凌ぐ。

 

8月18日、月曜日。

すっかり痩せてしまったアンディを抱えて車の助手席に乗せる。

いつもなら喜んで飛び乗るのに……

 

スタッフのみんなに可愛がってもらってるからか、アンディは病院が大好き。

駐車場に着くと、ふらつく足で自分で歩いていく。

 

診察してもらうと、お腹の調子を崩している模様。

整腸作用のあるものと食欲を促す注射を打ってもらい、薬を処方されて帰宅した。

 

牛乳はお腹を下してしまうらしいので、ウェットタイプのフードに水を入れました。

食べるというよりは舐めるという感じ。

それでもいい。少しでも体の中に栄養がいくのなら。

 

その後2日ほど同じ状態。

でも、21日の木曜日。

水も全く飲まなくなりました。

おやつを近づけても顔を背けてしまいます。

 

かかりつけの病院は休診。

仕方なく別の病院へ。

脱水にならないようにと点滴を打ってもらいました。

 

帰宅すると少し元気になったのか外へ出たがり、庭でおしっこ。

 

翌日、かかりつけの病院へ。

処方された薬も飲めない状態なので、また注射をしてもらい帰宅。

 

食パンの耳とおやつに薬を仕込んでなんとか飲ませることができた。

 

8月23日、土曜日。

ずっと体を伏せたまま。

時折フラフラと立ち上がり、廊下に出てまた伏せる。

 

おやつも水も全く口にしない。

水を手で掬って口に当てても嫌がって顔を伏せてしまう。

 

病院に行こうか悩んだけれど、車での移動はかえってストレスなのでは?行っても同じ処置では何も変わらないのでは?これ以上苦しませるのはどうなのだろうか?

そんな思いから、受診をためらってしまいました。

 

結局、病院へは行かず、アンディの好きなように過ごさせることに。

外に出たがれば、抱えて散歩して、頭を撫でてというそぶりを見せれば飽きるまで撫でてあげました。

 

夜は一緒に寝て、できる限りそばにいました。

 

8月24日、日曜日。

24日に日付が変わった頃、アンディがモソモソと立ち上がり隣の部屋へ。

そこでドサっと座り込んでしまいました。

ふと見るとうんちをしてしまったみたい。

 

我が家に来てから、一度も粗相をしたことがなかったアンディ。

急いで拭いてあげたけれど、軟便で汚れを引き取ることができません。

 

きっと今日一日もたない。そう予感していたわたしは、アンディの体力を考えるとかわいそうだったのですが、シャワーで流してあげることに。

 

汚れたまま最期を迎えさせたくなかったのです。

夜中の3時頃にシャワーで洗い流し、タオルで丁寧に水分を引き取る間、ぴくりとも動かずじっとしたまま。

 

息遣いも静かです。

少し安心して、わたしもウトウトしかけた時、義母がトイレに起きた音で目が覚めて、アンディを見ると、呼吸をしていません。

「アンディ、アンディ」

呼びかけにも反応はなく、持ち上げた頭が力無く垂れました。

 

まだ温かく、きっと息を引き取った瞬間だったのでしょう。

 

8月24日、午前4時。

アンディが、わたしのアンディが虹の橋の向こう側に旅立って行きました。

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8月25日、月曜日。

今日、大きかったアンディは小さな骨壷に収まって、わたしの横にいます。

 

アンディ、幸せでしたか?

おかあさんはまだしばらくの間、涙は乾きそうにありません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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